【第7回目】お店をするのに必要な資格って?
こんにちは。現役カフェオーナーのアスカです!
こちらの記事は、何も知識のないところから、本当に自分でカフェがオープンできるようになるまでを連載しております。
順に読み進めていただくと、カフェ経営の知識が身につきますのでぜひご覧くださいね!
では、着席!ノートのご用意を!
今回の授業は「カフェ開業に必要な資格」についてです。
結構、お店を始める前って、この部分、未知の世界で不安要素ですよね。
お店ってどうやってすればいいのか...
私もそうでした。
でもとても簡単でした。(少し面倒ですが)
・営業許可
・食品衛生責任者
この2つを押さえるだけなので、資格に苦手意識のある方も、頑張って読み進めましょう!
簡単にとれます。
さて!
自己資金も用意したし、物件も決まった!
いよいよ本格的に物事が進み出すと、することいーーーーっぱいです。
一つずつ片付けていきましょう。
まずは、物件の内装工事に取りかからないといけません。
一番時間がかかるところなので。
もちろん居抜きや、特に大きく内装を触る必要のない場合もありますが…
配置くらいは変えたり、調理しやすいように厨房機器を揃えたりしますよね。
その前に!!!!
まずは、営業許可について調べてください。
お住まいの地域ごとに保健所というものが必ず存在します。
「〇〇市 保健所」でググってください。
そしてお住まいの地域の保健所に行って、カフェを経営するには、何に気をつけないといけないかをチェックしてきてください。窓口で尋ねると丁寧に教えてくださるはずです。
なぜこんなに早く、保健所に行かないといけないのかというと....
厨房の材質、物の配置や間取りなどによって営業許可がおりない場合があるからです!
営業許可をクリアする項目をチェックしないまま、取り返しのつかない工事をしてしまうと、すごい損失が出てしまいます。
営業許可とは、ここのお店でカフェを営業してもいいかという許可です。
お客様に食品を提供するわけですから、衛生面って重要ですよね!
その衛生面をチェックしにきてくださいます。
この許可がおりないと、営業できません。
またこの許可をとらずに営業することは違法にあたります。
厨房の床や壁や天井の材質や、
厨房とホールの間には必ず仕切りが必要とか、
手洗いは何個必要とか、
厨房に流しは何個必要とか、
冷蔵庫の温度計が必要とか、
ゴミ箱はどんなのかとか…
細かくあります。
まず保健所に必要項目を確認の上、配置や材質、間取りを決めて設計図をおこし、
工事に入る前にもう一度設計図を保健所にチェックしてもらうと安心です。
あとはお店完成後、オープンまでに保健所スタッフに訪問してチェックしていただき、問題なければ見事「営業許可取得」です!
表彰状みたいな証書が発行されます。
飲食店の見えるところによく額に入ってあるアレです。
ちなみに営業許可にも2万円弱ほど必要です。
ここまでは物件に対する営業許可の話でしたが、カフェを経営するに当たって、必要な資格「食品衛生責任者」も存在します。(調理師免許があれば必要なし)
オーナーでなくともスタッフ誰かが持っていればいいのですが、飲食業が初めてのオーナーは自分でも持っておくといいと思います。
大体は1日の受講で、1万円以内で簡単に取得できます。
こちらも保健所の管轄なので、保健所に聞いてください。
その講座も定期開催となりますので、オープン日には間に合うように講座を受講するようにしてください。
世の中知らないことばかりで、とてもためになりました。
食中毒の怖さなど、再確認するいい機会です。
以上、営業許可と、食品衛生責任者を押さえておけば、法律の観点からはカフェをオープンできます!
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今回のポイント
✅カフェに必要な資格は「営業許可と、食品衛生責任者」の二つ
✅工事する前にまず保健所でチェックをする!
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