【第9回目】ターゲットを明確に決める

こんにちは。現役カフェオーナーのアスカです!

こちらの記事は、何も知識のないところから、本当に自分でカフェがオープンできるようになるまでを連載しております。

順に読み進めていただくと、カフェ経営の知識が身につきますのでぜひご覧くださいね!

それでは当店に着席ください。

ノートのご準備をお願いします。

本日はあなたのカフェのターゲットを設定していきましょう!


今回の授業は「ターゲットとする客層」についてです。

初めて飲食を経営する時に陥りがちなのは「ターゲットを明確に決めていない」ということです。


すぐに万人に好かれようとするのです!


老若男女どんなお客様にもきて欲しいと考えていませんか?

またその老若男女、全てのお客様に満足して欲しいと考えていませんか?


若い人も楽しめるメニューがあって、おばあちゃんでも食べられる軽食もあったら、客層も広がるし売り上げにつながるのではないかと思ってしまいますよね!


それは間違いです。


どうしてか?


その時点で、ブレっブレなのです。


なんとなーく、若い女性にきて欲しいな~と考えているだけではダメです。

まずは、かなり的確にターゲットを絞ってください。


ちなみに私のお店のターゲットは


・20代から40代前半の働く女性

・フレンチトーストが好き

・価格は高くても、いい素材で美味しいものが食べたい

・ナチュラルな雰囲気が好き


こんな感じです。


そしてここから非常に重要なことをいいます!


「このターゲットのお客様だけを喜ばせることに100%力を注ぐ、他のお客様のことは一切考えない」


ということです。


当店はフレンチトースト専門店です。

メニューもフレンチトーストだけです。

全てのお客様にフレンチトーストを食べてもらいます。


ここで、


「ケーキもあったらカフェタイムに喜ばれるんじゃないか」とか、

「少しガッツリ系のフードメニューもあれば男性のお客様にも受けるのでは」とか考え始めるのが危険なのです。


「おばあちゃん世代も集まりやすいように、フレンチトースト以外にも高齢者の方にわかりやすいメニューがあった方がいいのではないか?」

など考え始めるのが危険なのです!!!!


でも、これ、知らない間に、すぐに陥ってしまう思考なのです。


冷たいかもしれませんし、周りの人に反感を買うかもしれません。


周りの人は気軽に、善意で「これがあったら、この世代にも受けるのでは!?」みたいなことを言ってきます。


でも、ブレないでください。


ターゲットの人にだけよろこんでもらえるお店を作ること。

それが、結果的には、他のお店との差別化につながり、しっかりと濃いファンを獲得できるのです。


「ここのお店はこれ!」と印象づけることにもつながります。

そうすることで安心感もあります。


広告を打つときにも、ターゲットが明確に定まっていれば、そこへむけた広告を打つことができます。

揃える食器ひとつとっても迷いはなくなります。


そして、できればターゲットは自分に似てる人を設定した方がいいです。

自分の好みのお店を作るためです。

そして、自分に似た人をターゲットにすることで、想像もしやすく、何が受け入れられるのかわかりやすいです。


自分が30代の女性なのに、60歳以上の男性をターゲットにする…というのは、大幅な調査が必要ですし、ズレが生じてくるかもしれません。


でも、もちろん、シニア男性に喜んでもらうお店もいいんですが!!(あなたがシニア男性の気持ちに寄り添えるのであれば!!!)


ターゲットを決めることで、ブレない経営ができ、無駄なことをしないということにもつながります。


仕入れ一つとっても無駄なものを仕入れずに済んで、経費が大きく変わってきます。


オープン後は、このターゲットとする顧客を喜ばせることができているか、まずはここからです。


他の顧客は、自然とそのあとでついてきますので。。


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今回のポイント


✅ターゲットを明確に決める

✅このターゲットのお客様だけを喜ばせることに100%力を注ぐ、他のお客様のことは一切考えない


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